松葉杖

足を怪我すると、当たり前のように松葉杖を渡されますが、使ったことのない人にとってはいまいち正しい使い方や歩き方が分からないものですよね。
まず、松葉杖には木製のものとステンレス製のものがあります。木製は重さがあり、雨の日などは水が染み込みますが、温度の影響を受けにくいです。ステンレス製は軽く、調節が容易ですが、温度の影響を受けやすいです(冬は冷たく、夏は熱い)。

 

松葉杖 あなたに合った最適な松葉杖の選び方

松葉杖を使用するにあたり、まずは長さを調節します。身体に合わせて脇の下より少し短くなるようにします。握る部分の位置調節は、松葉杖を脇の下に挟んだとき、肘が30度ほど曲がるようにします。脇の下で体重を支えるのではなく、手にぐっと力をこめて体重を支えるようにします。脇の下と松葉杖の接触部分に力が掛かると、脇の下が痛くなってきますので、注意してください。もしも脇の下が痛くなってしまった場合は、タオルや小さいクッションを巻きつけて使うと良いです。

さていよいよ歩き方についてですが、松葉杖が1本の場合は、怪我をした足とは逆側、つまり健康な足の方の手で持ちます。そして健康な足に体重を掛け、怪我をした足と松葉杖を前に出し、次に松葉杖に体重を掛け、健康な足を前に出します。よく逆に使ってしまう方がいますが、正しい使い方をしないと滑ったときに盛大に転んでしまうので気を付けてくださいね。
楽天で松葉杖を検索>>

 

松葉杖 を探す

 


「野球肘0人プロジェクト」〜お子様を野球肘から守り、救い出す方法〜

 

 

松葉杖の満足度ランキング

松葉杖は、使う期間や、値段によってもさまざまなものがあります。あなたに合った松葉杖を見つけてください。

 

ボタン伸縮アルミ松葉杖の特徴

ワンタッチで長さ調節のできる松葉杖。一番オーソドックスなタイプです。 重さも1920gとアルミ製でとっても軽い。

価格 9,980円
評価 評価5
備考 あまり長く使うと脇の下が痛くなる欠点がある。
 
 

超軽量マグネシウム合金の松葉杖の特徴

重さがなんと480gの超軽量松葉杖。お年寄りに配慮したつくりになっていて、わきの下に当たる部分もスポンジが入っています。

価格 17,800円
評価 評価5
備考 2〜5か月程度の怪我などで使用される方が多い商品です。
 

 

まだある!松葉杖のショッピングはこちら>>

 

松葉杖のメリット、デメリット

松葉杖が2本の場合は、松葉杖を前に出して体重を掛け、正常な足を前に出す、の繰り返しですので、特に難しくありません。ただし、松葉杖に頼り過ぎるとこれもやはり滑ったときに大きく転びますので、しっかり松葉杖が床に接したことを確認してから体重をかけましょう。雪の日や床が濡れている場合など、先に出した松葉杖が滑ると、身体が「く」のように曲がって正面から倒れることが多く、膝を打ち付けたり、怪我した足をまた痛めてしまったりと思わぬ事態に繋がります。
階段を上がる場合は、健康な方の足にしっかり体重を乗せてから踏み出しましょう。狭い階段で松葉杖がうまく使えない場合は、ひざをついても平気なような怪我であれば、松葉杖を上の段において、四つん這いになって上がる方が安全です。
脇の下はデリケートな部分ですし、松葉杖に頼り続けると目に見えて足の細さが変わるくらいに筋肉が落ちます。直立しているときや座っているときなど、自力で身体を支えられる場面では、なるべく使用しないようにしましょう。

 

松葉杖の種類

松葉杖のデザインは、昔と変わらず両脇で支えるタイプがほとんどですが、わきの下が痛くなったり、見た目が嫌な方も利用もいらっしゃると思いますが、最近では、そのデザインも大きく変化しているタイプのものがあるので、長期で使用する方は、そういうものを選んでみてもよいでしょう。
また、車いすを使用する際にも必要です。

 

松葉杖の上手な使い方

足を骨折した場合などに使用する機会の多い松葉杖ですが、正しい使い方を行うことで病態の悪化を防ぎ治癒をスムーズに進めることが可能となります。
その為、疾患にあった使用方法を病院側からしっかり教えて貰い、方法を守って使用するようにして下さい。

 

一側下肢の整形疾患(片足側のみの骨折等)での主な使用方法は以下の5種類となります。

免荷3点歩行

両側松葉杖を同時に前方に50cmくらい前に出し、次に松葉杖に体重をかけて健側の脚(負傷していない側の脚)を前方に出します。身体は振り子のように前に押し出されるので、後は自然に着地を行います。この方法は負傷した脚側で全く支持しない方法となります。

 

部分負荷3点歩行

患側と松葉杖を同時に50cmくらい前方につきます。この時に患側の脚にも部分的に体重を加え、腱側の脚を前方に出します。(体重を加える場所によってつま先型・踵型・足底型の3種類に分かれます。)

 

負荷3点歩行

患側の脚と両松葉杖を同時に50cmくらい前方につきます。その際に患側の脚に全体重を乗せて腱側の脚を前方に出します。

 

揺り椅子歩行

両側の松葉杖を前方に出し重心を松葉杖にかけて、一側の脚を引きずる様に松葉杖に近付けます。次にもう片方の脚も同じように引きずります。これを繰り返して前に進みます。

 

普通の歩行では2本の松葉杖を前に突き出しますが、方向転換する際には片側の松葉杖のみを突き出す必要があります。
どちら側の杖を突き出すのかは自分が向きたい方向と逆側の松葉杖になります。そして突き出した松葉杖を軸にして回転するようなイメージで体を前に持ってくと自然に向きが変わります。

 

片松葉杖歩行

患側の脚と松葉杖を同時に前方へ出し、患側の脚への荷重量を減らして歩行する方法となります。患側の脚の治療が進み、松葉杖が2本から1本へ移行した場合に用いる使用方法です。

 

階段での松葉杖の使い方

 

松葉杖の体験談

松葉杖は足を痛めた際には非常に頼りになる道具です。その役立ち度は実際に使ったことがある人には分かると思われます。私の前の職場のデイサービス施設で大腿骨を骨折されて、松葉杖で利用されていた男性の方がおりました。かつては郵便局で働かれていた方でしたが、骨折以降は仕事が出来ずに辛い思いをされていました。認知も無くしっかりした方で施設内ではなるべく松葉杖を使わずに手引きや自力で歩かれていました。その意識がとてもたくましく思えました。

 

施設内ではリハビリに対してとても前向きな方で、手すりを使った歩行でも地道に努力されて私のような素人目線でも明らかに回復している姿が分かりました。そんなある時に松葉杖ではなく、いわゆる普通の杖で施設まで来所されたことがありました。私としては地道に頑張った努力なのかなととても嬉しい気分でいました。
その方は「もう松葉杖に頼らなくても大丈夫になった。昔はこういうものに頼ることなんて考えていなかった」と私に言いました。それは使っている本人だけしか分からない様々な感覚が芽生える物なのでしょうか。ひとごとながらとても重いものと感じました。

 

ある時に、私もお願いをして松葉杖を使わせてもらったことがありました。百聞は一見に如かずというように人の痛みを分かるには自分が感じないと分からないと思ったからです。勿論自分自身下半身は健康でつい力を入れてしまい松葉杖を使っている感覚には直ぐにはなれませんでしたが一つずつイメージを膨らませていきました。
するととっても鈍い言葉で表せない感覚を味わいました。片足が不自由な状態とはこういうことなのかと初体験でした。
その時は入社して半年で他の人の感覚が今一想像できずに悩んでいた時期でした。私と利用者さんは良くも悪くも明らかに違うが、どう向き合うべきかとあれこれ考えていました。そんな時に松葉杖のエピソードが自分自身の考えを促進させるヒントになったわけです。今もなお、それを生かしていけるように思っています。

 

高校生の頃の出来事ですが、体育の授業中にビーチフラッグの動きを取り入れた運動を行っていました。仰向けの状態から勢い良く状態を起こして走りだした瞬間に右足の踵に激痛が走り、その場に倒れこんでしまったのです。あまりの痛みで歩くこともままならず、保健室に担ぎ込まれました。そのまま病院に行くことになりレントゲン撮影を行うと、踵にヒビが入っていると告げられてしまいます。部活動で大切な大会を控えていたために、この上なく落ち込んだものです。しかしながら、将来のことを考えると松葉杖を使いながら安静にするのが一番であると医師から言われたので、その言葉にしたがって生活を送ることとなりました。その結果、松葉杖には良いと感じる部分もあれば悪いと感じる部分もあることがよく理解出来ました。
松葉杖を使い始めた初日には、怪我をした足に負担をかけること無く歩くことができる点に感動しました。二本セットの松葉杖が両足の代わりになってくれるので、適切に使っていればバランスを崩すことはありません。むしろ、普通に歩くよりも快適なのではないかと思ったほどです。ところが、長時間使っていると披露が蓄積していくことに気が付きます。そのことについて主治医に相談してみると、筋肉量が多い人は快適に使うことができるがそうでない人にとっては長時間の使用は大変であることを伝えられたので納得することが出来ました。
個人的に松葉杖を使うことによるデメリットを強く感じたのは、階段を降りるときです。階段を昇るときには松葉杖を下段に残したまま体重移動を行うことによって上の階へと移動することができるのですが、降りるときには細心の注意を払わなければ大怪我をしてしまいかねません。昇るときと同じ要領で体重移動をすれば、移動後に体を支えるものがありませんから転げ落ちてしまいます。そのため、二段ほど先に松葉杖を移動させて慎重に階段を降りるようにする必要があります。個人差があると思いますが、私は半年使っても慣れませんでした。

 

松葉杖の体験談